田舎暮らしの売家の設備面のチェックポイント

売家そのもののチェックすべきポイントに関しては以前説明しましたが、今回は売家に関係してくる設備面に関してチェックすべき項目を案内します。

売家に関係してくる設備面とはつまり、水道と下水道
都会に住んでいると、もちろん料金が発生していることは理解できるのですが、あまり真剣に考えたことはないと思います。

そんな水道関係に関することも、田舎暮らしを快適に過ごすためには重要なポイントです。しっかりとチェックしてくださいね。

水道
物件を探す時には、水道などのライフラインはかなり重要です。
水道には、大きく分けて「公営水道」と「私営水道」の2種類があります。

わたしたちが住んでいる市街地であれば、公営水道が整備されてるのが一般的ですが、田舎の物件では公営水道が整備されておらず、そのかわりに管理組合や自治会、開発業者が「私営水道」を整備しているケースがあります。

その場合、その私営水道の本管から自宅への引き込みが可能かどうかや、その使用料や負担金がいくらかなど、必ず事前に確認しておくようにしてください。

下水道
下水処理も物件を探す時には、これも重要なポイントです。

下水の処理方法には、大きく分けて「公共下水道」と「浄化槽」があります。
今では田舎でも「公共下水道」の整備はかなり進んできましたが、やはりまだまだ整備されていない地域やケースがあります。
その場合、敷地内に浄化槽を設置するのが一般的な方法です。

これまでは、トイレからの排水だけを処理する「単独処理浄化槽」の設置も認められていましたが、2000年の法改正により、新設する場合には、トイレからの排水と生活排水を当時に処理する「合併式処理浄化槽」の設置が原則として義務づけられています。

設置費用については、多くの自治体で補助制度を設けていますので、必ずあらかじめ確認してくださいね。
尚、メンテナンスとして、設置後も年1~2回、点検や清掃が必要となる事も覚えておいてください。

電気
電気の引き込みには、時間がかかることもありますので、周囲に電柱がない場合などには確認してくださいね。

ガス
都市ガスとLPG(プロパンガス)の2種類が一般的です。
田舎物件の場合、まだまだ都市ガスが普及しておらず、プロパンガスの方が一般的みたいですね。
   
売家を見るとき、またその設備に関して、少なくても確認していただきたい件を案内しました。
現地の不動産業者から紹介されて、現地の物件を見る際などに参考にしてくださいね

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